できる限り痛みを抑える
治療を心がけています
「片桐歯科医院」は表参道駅から徒歩5分の場所にあり、患者様がリラックスした状態で治療を受けられるように心がける歯医者です。そのため、「痛いのが苦手」「歯の治療は怖い」などの不安をできるだけ取り除くため、さまざまな工夫を行っています。
下記のような工夫でできる限り痛みを抑え、ストレスなく治療を受けられるように努めています。
- 歯茎に表面麻酔を塗って、注射針の痛みを軽減
- 電動麻酔器と極細の注射針(33ゲージ:0.26mmの針)を用いて、一定速度で麻酔液を注入することで圧迫の痛みを抑える
- 事前に麻酔液を人肌に温めて、温度差で生じる痛みを軽減
- 治療時に丁寧な声がけを行い、患者様の不安を少しでも取り除く
大切な歯をできる限り
削らない・抜かない治療
歯は、削ったり抜いたりすると元に戻ることはありません。当院では、患者様の大切な歯を最大限残すため、できる限り削らない・抜かない治療を心がけています。治療時には6倍拡大の拡大鏡、または症例によって20倍まで拡大できるマイクロスコープを使い分けて、精密な虫歯治療を行っています。拡大視野で治療を行うことで、必要な部分のみを適切に除去できるため、健康な歯質をより多く残すことが可能です。また、重度に進行した虫歯でも、精密な診査・診断に基づいた精度の高い根管治療を行うことで、できる限り歯を残す治療を行います。
もちろん、症例によっては抜歯した方が良いケースもあります。その際には、失った歯を補うために、お口に合った精密な技工物をご提供致します。
専用器具で神経への
ダメージを軽減
歯を削る場合、タービンと呼ばれる機器を使用して歯を削ります。しかし、神経に近い部分にまで進行した深い虫歯の場合、機器の振動や熱により神経にダメージを与えてしまう可能性があります。神経へのダメージは、患者様にとって大きな負担となるので、タービンの使用は避けるべきです。
表参道の歯医者「片桐歯科医院」では、「スプーンエキスカベータ」と呼ばれる先端がスプーン状の専用器具も用いて、少しずつ丁寧に汚染歯質を除去します。この機器は手へ感覚が伝わりやすく繊細な処置を行えるため、患者様への負担を限りなく軽減でき、安全に治療を進めることが可能です。
虫歯の原因について
虫歯は、虫歯菌の働きによって起こります。虫歯菌がお口の中の食べカスに含まれる糖分を分解して酸をつくり出し、その酸によって歯のカルシウム分が溶かされてしまうことで虫歯になってしまうのです。
虫歯は、「虫歯菌(の多さ)」「糖分(の多さ)」「歯質(の弱さ)」という3つの条件が重なった状態が長く続くことで、発症・進行のリスクが高まります。虫歯菌が活発に活動するのは食後30分ぐらいからといわれているので、食事をしたら歯磨きまたは口ゆすぎをする習慣をつけ、虫歯予防につなげましょう。
虫歯になりやすい人となりにくい人がいるのはご存知でしょうか? これにはさまざまな理由が挙げられますが、その差を分ける要素のひとつが、「唾液の分泌量」です。唾液には自浄作用があり、食べカスを口腔内から洗い流したり、細菌の繁殖を抑えたり、酸性に傾いた口腔内を中性に戻したりする役割があるため、唾液の分泌量が多いと虫歯になりにくくなります。
ただし、歯並びが悪く食べカスが溜まりやすい方、虫歯菌のエサとなる糖分を摂り過ぎている方、ダラダラ食べる習慣がある方は虫歯になりやすいので注意が必要です。
虫歯の進行段階と治療について
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C0
ごく初期の虫歯
虫歯菌が出す「酸」によって、歯の表面のエナメル質が溶け始めた状態です。
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症状
- 表面が白くにごります
- 溝が茶色に変色します
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治療法
- 適切な歯磨き
- フッ素塗布
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C1
エナメル質の虫歯
歯の表面のエナメル質がさらに溶かされた状態です。
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症状
- 茶褐色に変色します
- 冷たい物がしみることがあります
- 痛みはまだありません
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治療法
- 虫歯部分を削り、レジン(歯科用樹脂)を詰めます
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C2
象牙質の虫歯
エナメル質の内側の象牙質に虫歯が進行した状態です。
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症状
- 黒っぽく変色します
- 冷たいものや甘い物がしみます
- 時々痛みを伴います
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治療法
- 虫歯部分を削り、インレー(詰め物)で補います
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C3
神経まで達した虫歯
象牙質の内側にある神経まで虫歯が進行した状態です。
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症状
- 大きく穴が開きます
- ズキズキと刺すように痛みます
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治療法
- 根管治療してから歯の根を利用して芯を立て、その上にクラウン(被せ物)を装着します
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C4
歯根まで達した虫歯
歯の尖端まで虫歯が進行した状態です。
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症状
- 歯の大部分が溶けてしまいます
- 神経が死に、痛みはいったん治まりますが、歯根部に膿が溜まると再び痛み出します
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治療法
- ほとんどの場合、抜歯が必要となるので、抜歯後に入れ歯やインプラントなどの治療法を選択します
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こんな顎の痛みや
違和感があれば要注意
「いつも寝起きに顎の痛みがある」「大きく口を開けると痛い」「顎からコキコキと異音がする」などの顎の症状があれば、顎関節症かもしれません。
日本人は、その多くが顎関節に何らかの問題を抱えていると言われています。顎の筋肉の緊張がほぐれると、痛みなどの症状が落ち着くことがほとんどですが、中には痛みがずっと続くケースもあります。顎の痛みや違和感など気になることがありましたら、表参道の歯医者「片桐歯科医院」までご相談下さい。
こんな顎の悩みは
ありませんか?
- 顎に痛みがある
- 口を開けると顎から異音がする
- 大きく口を開けられない
- 顎がすぐに疲れてしまう
- 食べ物が噛みにくい、話すと顎が疲れる
- 歯ぎしりしていると言われた
マウスピースを用いた
顎関節治療
当院では、マウスピースを用いたスプリント療法により顎関節症の治療を行います。原則的に就寝時にマウスピースを装着して頂き、顎関節の負担を軽減させます。筋肉がリラックスすることで痛み・違和感などの症状改善効果を期待できます。また、就寝時の歯ぎしり・食いしばりによる歯のすり減りも、マウスピースが防ぎます。